国際モダンホスピタルショウ2015好評裡に閉幕

「国際モダンホスピタルショウ2015」好評裡に閉幕
3日間の会期で82,149人が来場

「国際モダンホスピタルショウ2015」は、去る7月15日(水)から東京・有明の東京ビッグサイト(国際展示場)東展示棟東4・5・6ホールを使用して、『健康・医療・福祉の新時代へ ~連携と地域包括ケアの充実を目指して~』をテーマに開催しましたが、7月17日(金)、盛況のうちに3日間の幕を閉じました。
「国際モダンホスピタルショウ2015」の会期3日間の来場者数は82,149人でした。
会期中の日別来場者数は以下のとおりです。

日別 来場者数 天気
7月15日(水) 28,679人 晴れ
7月16日(木) 26,236人 雨のち曇り
7月17日(金) 27,234人 雨のち曇り
合計 82,149人

<開会式>
 開会式は、一般社団法人日本病院会 堺 常雄会長、一般社団法人日本経営協会 平井充 則理事長による主催者挨拶、厚生労働省 医政局長 二川 一男様(代理:大臣官房審議官 福島靖正様)、公益社団法人日本医師会 会長 横倉義武様、公益社団法人日本看護協会 会長 坂本すが様(代理:常任理事 川本利恵子様)の来賓祝辞、インフォコム株式会社 代表取締役社長 竹原教博様の出展者代表挨拶、大道 久ホスピタルショウ委員会委員長による挨拶が行なわれました。続いて、上記7氏によるテープカットが行なわれました。

<出展者>
ホスピタルショウは、東京ビッグサイト東展示棟 東4・5・6ホールを使用し、出展者は356社、展示面積8,500m²(会場面積26,000m²)の規模での開催でした。
 なお海外からの出展は今回、中国から11社、シンガポールから2社、アメリカから1社、イギリスから1社、フランスから1社、香港から1社、台湾から1社、合計7カ国・地域から18社が出展しました。

展示は“医療機器、環境設備ゾーン”、“医療情報システムゾーン”、“看護・介護・リハビリゾーン”、“健診・ヘルスケアゾーン”、“施設運営サポート・サービスゾーン”の5つのゾーンで構成しました。また展示コーナーは「医療連携・セキュリティ対策コーナー」、「医用画像・映像ソリューションコーナー」、「在宅医療・介護コーナー」、「ウェアラブル・モバイルヘルスコーナー」、「病院経営を支える医療安全とコスト管理コーナー」を設けましたが、それぞれのテーマに沿った内容の展示・提案がなされ、注目を集めました。

<出展物>
 出展各社の展示では、医療機器関連をはじめ、看護・介護リハビリ関連、医療情報システム関連、病院・施設運営サポート関連など、豊富な製品・システム等が展示・実演されました。
医療機器関連としては、縫合糸、血圧計、非接触体温計、気管切開チューブ、排液凝固剤などが出展されたほか、蛍光塗料で夜間でも安心な点滴スタンド、生体情報モニターなどが展示紹介されました。また今回出展の商工組合日本医療機器協会はものづくり企業との医工連携を推進していますが、会場では12社・団体が独自の展示を展開したほか、医療機器の製造販売を目指す企業への支援をPRしていました。
外来部門では、自動再来受付システム、診察券発行システム、電子マネーシステム、患者呼出システムなどが展示実演されました。
 看護部門では、多機能ナースコール、バッテリー・モニター搭載PCカート、医療用リストバンド、使用済注射薬自動認識システムなどが多数出展されました。またナースウェアや各種メディカルウェアなどは5社から出展され、働きやすさと着心地の良さを訴えていました。また「あると便利なグッズコーナー」に2社が参加しナースの関心の高いグッズを展示販売、人気を集めていました。
 介護・リハビリ部門では、口腔保湿剤、床ずれ防止マット、介護用入浴装置、リフト付シャワーキャリーなどのほか、天上走行リフト、水圧・空圧マッサージ器、介護支援ロボットなども出展紹介されました。また患者が楽しくなるリハビリ空間造りの提案も行なわれていました。さらに「在宅医療・介護コーナー」には3社が参加しました。
病棟部門では、ベッドサイドキャビネット、病棟作業台、抗菌マウス等病院向けOA機器、離床センサー搭載ベッド、温食冷食併用配膳カートなどが多数出展されたほか、ベッドサイド情報端末が4社、タブレットが4社からそれぞれ出展されました。
薬局部門では、与薬カート、RFIDタグや、医薬品物流管理システム、被験者候補抽出システムなどが展示紹介されました。
検診・ヘルスケア分野では、LED付検耳鏡、イベントホルター心電計、トイレ型尿流量測定装置、RFID対応自動採血管準備装置、医療用RFIDシステム、総合臨床検査システム等が出展、紹介され注目を集めていました。
医療施設部門では、椅子型診察台、ストレッチャー、空気清浄機、ガスコージェネレーション、ガス厨房機器、転倒防止に役立つ手すり照明、施設向け洗濯機・乾燥機など多数が展示紹介されました。また患者が快適に過ごせる待合空間造りや、焼立てパンを省スペースで提供する店舗造りの提案も行なわれました。
医療情報システム部門では電子カルテシステムが17社を超える企業から出展・実演されました。また指静脈認証システム、クラウド型レセプトソフト、クラウド型ヘルスケアサービス、在宅療養チームケア連携クラウドサービスなど多くのクラウド対応システムが出展され注目されました。また医用画像・映像システムでは、医用画像管理システム、医用画像診断システム等が出展されたほか「医用画像・映像ソリューションコーナー」に17社が参加、「医療連携・セキュリティ対策コーナー」には26社が参加、さらに「ウェアラブル・モバイルヘルスコーナー」には4社が参加し、それぞれ最新の技術が豊富に出展紹介されました。
このほか近年関心の高い3Dプリンターを使った実物大臓器モデルの作成実演や、eラーニングシステム、医療通訳支援アプリ、便を掻き出す練習器具など、教育・訓練分野の出展も多く、それぞれ関心を集めていました。

<企画展示>
恒例の主催者企画展示は「健康・医療・福祉に活躍する看護・介護ロボット」をテーマに展開しました。高齢社会を支える介護者の負担軽減のためのロボットや要介護者の自立支援のためのロボット、また癒しやコミュニケーションロボット等を多数展示し来場者にも体験してもらうコーナーもあり関心を集めていました。
 またスポット展示は今回、「医療・介護・ヘルスケア分野におけるICTの新潮流~急速な進化を遂げる『ウェアラブル』の活用~」をテーマにICTの新しい活用方法として医療・介護・ヘルスケアの世界で広がりをみせているウェアラブル機器を多数展示し紹介しました。
また第8回を迎えた「こんなものを作ってみました! 看護のアイデアde賞」はますます人気も高まり関心を集めています。今回の入選作品6点は看護ゾーンの特設コーナーに展示されました。17日には各賞の授賞式と受賞者のスピーチが行われ来場者の注目を集めました。

<カンファレンス・セミナー等>
恒例のホスピタルショウカンファレンスは、15日に日本病院会 堺 常雄会長による「今、求められている医療提供体制改革」と題したオープニングセッションを実施、会場は盛況で熱気に溢れていました。また「地域包括ケアシステムの実現を目指して」と題したトピックや、日本病院会主催の公開シンポジウム「病院の新時代-何が変わるのか-」も開催、好評でした。
16日には「マイナンバー制度の医療分野での活用について」と題した病院経営フォーラムや「ロボットを利用したリハビリテーション」と題した特別フォーラムを実施、ともに大変盛況でした。
17日には看護セッション「看護におけるモバイル利用と質評価の実際」、ITフォーラム「健康・医療分野におけるビッグデータの活用」「医療情報システム利用の現状と課題」、スペシャルセッション「国際化時代の医療通訳」も実施、それぞれ熱心な聴講者を集めていました。また日本看護協会主催特別セミナー「電子化による助産実践能力習熟段階(クリニカルラダー)の推進」も実施され好評でした。
 さらに、展示だけでは十分に伝えることができない新製品・技術サービス、ユーザー事例等の情報をより明確に、より効果的に出展者が発表する場としての「出展者プレゼンテーションセミナー」23セッション、企画展示内オープンステージでのセミナー35セッションが実施され、多数の聴講者が参加、好評でした。