国際モダンホスピタルショウ2018の開催概要
国際モダンホスピタルショウ2018が7月11日から7月13日に東京ビッグサイトで開催されました。
一般社団法人日本病院会、一般社団法人日本経営協会が主催するこのイベントは、毎年多くの来場者が集い情報交換を行う貴重な場となっており、本年は延べ80,121人が参加する盛況となりました。
名称 | 国際モダンホスピタルショウ2018 |
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テーマ | 健康・医療・福祉の未来をひらく~世代と国境を越えた豊かな共生を目指して~ |
目的 | 病院をはじめ、保健・医療・福祉分野における質の向上、充実に役立つ機器、製品、システム、サービスなどを幅広く展示し、最新情報の発信および情報交流の場を提供することにより、健康福祉社会の発展に寄与する。 |
主催 | 一般社団法人日本病院会/一般社団法人日本経営協会 |
特別協力 | 公益社団法人 日本看護協会 |
会期 | 2018年7月11日(水)~13日(金)3日間 |
時間 | 10:00~17:00 |
会場 | 東京ビッグサイト(東京国際展示場)東展示棟/会議棟 |
会場規模 | 会場面積:26,000m2 展示面積:8,500m2 |
入場 | 原則として、招待券持参者、及び事前登録者 ※招待券、事前登録のない方は、入場料3,000円(税込) |
主催者企画 | 保健・医療・福祉部会企画展示 医療情報部会企画展示 特別企画「第11回 現場のひらめきをカタチに! みんなのアイデアde賞」 日本病院会コーナー 日本病院会セミナー ホスピタルショウカンファレンス |
ゾーン構成 | 医療情報システムゾーン 看護ゾーン 介護・福祉・リハビリゾーン 医療機器ゾーン 健診・ヘルスケアゾーン 施設環境・アメニティゾーン 現場で役立つアイテムコーナー/ブックコーナー |
- 医療環境設備・機器
空調・エネルギー設備・機器、給排水衛生設備・機器、防災・セキュリティ設備・機器、病室用設備・機器、手術用設備・機器、患者搬送設備・機器、ハウスキーピング設備・機器、院内物流設備・機器、薬剤部門設備・機器、給食設備・機器、医療廃棄物処理設備・機器、予防衣・用品、衛生設備・機器、駐車場設備、建築・設計、事務関連設備・機器、通信・情報設備、受付業務関連設備、インテリア・建築資材、その他 - 医療機器・材料
放射線診断・画像診断装置、治療用機器、中央材料室用機器、生体情報装置、ディスポーザブル、その他 - 文具・オフィス機器
ボールペン、万年筆、針なしステープラー、ネームカード(ストラップ)、デスク周り収納用品、ホワイトボード、プロジェクター、タブレット、LEDペンライト、カードケース、X線フィルムフォルダー、カルテフォルダー、軟膏ケースラベル、その他 - 医療情報システム
病院管理支援システム、診療支援システム、物流・物品管理支援システム、薬剤関連システム、画像・映像関連システム、リスクマネジメント関連システム、地域医療情報システム、医療情報ネットワーク、情報セキュリティシステム、病院経営支援システム、その他 - 看護支援関連
看護用品・機器、看護支援システム、訪問看護用品・機器、訪問看護支援システム、セーフティ用品・機器・システム、その他 - 介護・リハビリ支援関連
介護用品・機器、介護予防・リハビリ、在宅介護・医療・看護、介護福祉情報システム、地域連携・住環境、福祉車両、その他 - 健診・ヘルスケア関連
健診関連、検体検査装置、健診車両、予防医療、健康管理機器・システム、食関連、健康増進ツール・機器、アンチエイジング、ウェアラブル機器、その他 - 病院・介護・医療施設運営サポート・サービス
検体検査業務、給食業務、患者搬送、医療用具等の滅菌消毒、設備・機器の保守点検、寝具類選択・賃貸、清掃業務、院内物流管理、医療廃棄物処理、医事業務代行、医業経営コンサルティング、人材派遣、コンビニ、コーヒーショップ、院内自販機、美容院(床屋)、宅配便、患者サービス・アメニティ、教育・研修、調剤・保険薬局サポート関連、クリニック・診療所サポート関連、介護福祉施設サポート関連、その他 - 医療関連書籍・出版物
医療・看護・介護に関する書籍、その他 - 医療・看護・福祉従事者が使用する筆記具類
医療・看護・福祉の従事者が使用する筆記具・手帳・ファイル、その他 - 医療・福祉関連団体事業紹介
医療教育専門団体、医療・福祉関連団体、その他
カンファレンス・セミナー
国際モダンホスピタルショウ2018では、豪華講師陣を迎えたカンファレンスを連日開催いたしました。
ホスピタルカンファレンスや出展者によるプレゼンテーションセミナーなど、多岐に渡るカンファレンス・セミナーを通して様々な意見交換が行われました。
- 未来に向かって、変革の時は今だ
- 出力機器の見直しは経営改善と業務効率化に繋がるか?
- 2018年度診療報酬改定のポイントと病床再編のゆくえ
- 「病院経営から見た電子カルテの統合」 ~国内最大規模!藤田保健衛生大学病院の事例から考える院内に眠る情報を一元管理・分析で見える新たな病院のあり方~
- 平成30年度診療報酬改定を受けて中小病院のリニューアルの進め方
- 2018年医療・介護同時改定とその他諸問題
- 医師事務作業補助者は医師の働き方改革にどう貢献できるか
- いまさら聞けない 医療情報システムと セキュリティの基礎知識
- 自治体でのビッグデータ、IoT、ICTを活用した健康医療福祉サービスと自治体が推進する健康産業の育成について
- 検査WEB予約システム『TONARI』導入の効果
- 次世代医療基盤法からみる 医療の未来とは
- 新たな国際医療への展開 –我が国の取り組みとMEJの活動–
- 医療IT業界をめぐる動向ガイダンス
- 病院の組織活性化、生産性向上のためのノウハウ・事例を解説!
- これからの医療情報の2次利用システム(DWH)とは
- 働き方改革などによる院内OA化を考える 〜無秩序なPC増加の危険性とその対策〜
- 重症化予防・省力化に実績。 ICT+AI介護ソフト運用の実際
- AI時代の医療 –AIを医療に応用するために–
- GHS開発ガイドラインについて –ヘルスソフトウェアにおける 「安全」への配慮–
- 戦略的病院経営に向けた DPCデータの活用
- iPhoneやiPad、Apple Watchを活用したヘルスケア変革の実現
- 健診・人間ドック分野の最新動向と今後
- 院内におけるデータ活用の活性化・定着化への取組み
- Simple Scan –安全で効率的な医療のための GS1標準バーコード–
- 事例から考える! 2018年度改定だけでなく 将来を見据えた入退院支援とは
- どうなる?なにができる? これからの病院情報システムとこれからの医療~IoT、AIなど新技術とビッグデータ・データ利活用でHISは何ができるか。どう活かすか~
- 医療情報統合基盤の活用による 医療の質向上と業務効率化のためのアラート通知の取り組み
- 医療機関に対する サイバー攻撃の実態に迫る -今そこにある現実の危機にどう対処するか-
- 医療の質向上につながる病院機能評価と<患者満足度・職員やりがい度調査>の有効活用
- システム構築が大事!『入退院支援』のためのスムーズな連携を実現するには –H30年診療報酬改定を受けて–
- 「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」の活用 –アドバンス・ケア・プランニング (ACP)を踏まえた医療・ケアとは–
- iPhone, iPad導入事例から考える ITが繋ぐ未来の病院のあり方
- 病院設計における最新事情 –設計事務所3者を交え、これからの医療施設を考える–
- 医療システムを変える!? わかりやすいブロックチェーン の仕組みから医療応用まで
- 看護職員の業務負担軽減に向け、 事務職員がどう関われるかを考える
- 『病院にとって価値あるデータ資産』を作り上げ、診療・経営マネジメントへ有効活用するために
- 現状の電子カルテシステムの課題とAbiertoシリーズに期待すること〜放射線診断専門医、医療情報部の視点から〜
- 中小病院の生き残り策 –地域包括ケア病棟と 在宅医療への取組み–
- 健診を取り巻く 環境の変化と人間ドック
- 電子カルテで経営改善を!経営に役立つカルテMan・Go!
- 病院においてIoTが必要なのか? IoTと医療の未来
- ロボット手術戦国時代の到来か 現役外科医が語る ロボット手術の光と影
- 米国におけるがん診療の 新たな潮流 –CancerLinQの現状と展望–
- 医療でのIoT活用と院内電波管理
- 将来予測から見えてくる! 次に打つべき手を何手まで読める?
- 2025年問題を見据えた 訪問看護ステーションの未来 –病院から在宅、そして地域ケアへ–
- 遠隔健康管理システムDiaryを用いた海外好事例
- 名大病院の取組むスマートホスピタル構想
特別講演「iPhoneやiPad、Apple Watchを活用したヘルスケア変革の実現」
国際モダンホスピタルショウ2018では特別講演としてオシュナー・ヘルスシステムのミラニ博士をお呼びし、iPhoneやiPad、Apple Watchを活用したヘルスケア変革の実現についての講演が行われました。
オシュナー・ヘルスシステムは、30の病院、プライマリケアを含む80を超えるクリニックからなり、急性期および慢性期医療を提供するアメリカ南部沿岸地域で最大の非営利大学医療センターです。
医療現場にiPhoneやiPad、Apple Watchを導入し、ヘルスケアの変革を推進しています。
オシュナーは新しいテクノロジーによって、ヘルスケアにおいて最も重要な存在である患者自身を中心としたケアの仕組みを作り出しました。
モバイルデータを活用してストレスのない入院環境の構築と早期退院の実現に取り組み、通院治療中の患者とケアチームがiOSを通して常時つながるようにすることで、病院外での患者体験を向上させています。
患者のデータを必要な頻度でリアルタイムに収集できるようになったことで、医師の意思決定のプロセスも大幅に改善しています。
患者とケアチームがテクノロジーを最大限活用することにより、オシュナーではヘルスケア体験の変革と同時に、慢性疾患患者のコントロール率向上を実現しています。
本公演では世界有数の先進的な取り組みと、包括的なiOS、Apple Watchとアプリケーションの活用事例をご紹介いただきました。なお、本公演は本邦初となる貴重な講演でした。
特別企画「第11回みんなのアイデアde賞」
国際モダンホスピタルショウ2018では、特別企画として「第11回 現場のひらめきをカタチに!みんなのアイデアde賞」という企画が行われました。
現場から生まれた新たな工夫や改善のアイデアを顕彰しようと始まり、毎年恒例となっているこの企画。
企画では、患者さんのケアや医療施設に携わる方々の着眼によって生み出された様々な改善工夫・アイデアで実現した作品を募集しました。
集まった作品をもとに、ホスピタルショウ会場内において、授賞式・授賞作品の紹介(スピーチ)と、授賞作品の展示および全応募作品一覧のパネル展示を行いました。
受賞作品一覧
表彰 | 入選作品 | 受賞者 |
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グランプリ | カテーテル受け台 | 諏訪赤十字病院 |
準グランプリ | 誤嚥防止用噛むストロー | 東京工科大学 医療保健学部看護学科 |
準グランプリ | 災害時足踏み式吸引器 | 特定医療法人暲純会 榊原温泉病院 |
らくde賞 | 吸引楽ラック | 公益社団法人昭和会 今給黎総合病院 |
まごころde賞 | まごころポンチョ | 金沢市立病院 看護部 |
アクセサリー感覚でつくれるde賞 | プラスチック粘土とレジン液で作れる簡単自助具 | 医療法人雪の聖母会 聖マリアヘルスケアセンター |
特別賞(チームのみえる化) | 「病院の見えないおシゴトの見える化」による委託スタッフのモチベーションアップ | 医療法人財団献心会 川越胃腸病院 |
アクセス
会場 | 東京ビッグサイト |
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住所 | 〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1 |
TEL | (03) 5530-1111 |
公式HP | http://www.bigsight.jp/ |