おまとめローンに乗り換えることによって、複数発生している借金を一つにまとめられます。
おまとめローンは利息の軽減も期待できるうえに、返済の管理や手間も少なくなるため、2社や3社といった複数の借入でお困りの人におすすめです。
特に100万円以上の借入総額がある人であれば、利息の軽減を大きく期待できるものであり、借金の1本化によって利息制限法に準拠した年15.0%まで金利を引き下げられます。
しかし、おまとめローンは消費者金融や銀行などさまざまな金融機関が取り扱っているため、どこが良いのか判断できない人も多いと思います。
そこで、本記事では銀行と消費者金融で扱っているおすすめのおまとめローンを6つ厳選して紹介します。
おまとめローンのおすすめランキング6選
消費者金融には総量規制の制約があるため、一本化したくても十分な資金を借りられない場合があり、通常のカードローンをおまとめローンとして利用するのにはあまり適していません。
ただし、消費者金融のなかには総量規制の例外貸付となるおまとめ専用ローンを提供しているところもあり、年収の3分の1を超えた借入が可能です。
消費者金融のおまとめ専用ローンの中でもおすすめはアイフルやプロミスで、銀行よりも審査通過に期待できます。
消費者金融 | 実質年率 | 限度額 |
---|---|---|
アイフルおまとめMAX | 年3.0〜17.5% | 1万円〜800万円 |
プロミスおまとめローン | 年6.3~17.8% | 最大300万円 |
オリックスクレジットVIPフリーローン | 年3.0〜14.5% | 100万円〜800万円 |
アイフルおまとめMAXは銀行やクレジットカードの借入を一本化できる
- 銀行よりも審査通過に期待できる
- 銀行カードカードやクレジットカードのリボ払いも一本化可能
- Webから申し込める
- 即日融資が可能
- カードレスや口座振替で郵送物をナシにできる(おまとめMAXのみ)
- 金利は年17.5%と高め
- かりかえMAXはWeb完結ができない
- 追加融資ができない
大手消費者金融のアイフルにはおまとめMAXとかりかえMAXがあり、20歳以上の安定した収入がある人であれば申し込みが可能です。
アイフルのおまとめMAXやかりかえMAXは利便性が高く、銀行のカードローンやクレジットカードのキャッシングなども一本化できます。
おまとめMAX、かりかえMAXともに商品内容は同じですが、はじめてアイフルを利用する人はかりかえMAXが適用されます。
一方、おまとめMAXはアイフルをすでに利用している、または利用したことがある人が適用とされます。
銀行のおまとめローンのような年収200万円以上、パート・アルバイトを除くといった条件などは特にないため、パートやアルバイトの人でも審査通過に期待できます。
また、大手の消費者金融という安心感もあるため、消費者金融のなかでもおすすめです。
さらにアイフルであれば、クレジットカードのキャッシングなども一本化できるため、カードローンとキャッシングを併用している人でも金利の軽減が期待できます。
実質年率 | 年3.0〜17.5% |
---|---|
限度額 | 1万円〜800万円 |
資金使途 | 返済のみ |
おまとめ可能なローン | 消費者金融カードローン、銀行カードローン、クレジットカードのリボ払い等 |
申込条件 | 20〜69歳までの安定した収入のある方 |
融資期間 | 最長10年 |
即日融資 | 可能 |
追加融資 | 相談可 |
総量規制を超える借入 | 可能 |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
担保・保証人 | 不要 |
アイフルおまとめMAXは銀行やクレジットカードの一本化も可能
一般的に消費者金融のおまとめローンは、以下のように消費者金融のカードローンやフリーローンのみ対象となり、銀行やクレジットカードのキャッシング枠は対象となりません。
おまとめローン | 銀行・クレジットカードの一本化 |
---|---|
アイフルおまとめMAX | 可能 |
プロミスおまとめローン | 不可 |
オリックスクレジットVIPフリーローン | 可能 |
中央リテールおまとめローン | 不可 |
フクホー貸金業法に基づく借換えローン | 不可 |
アロー借換ローン | 不可 |
そのため、銀行のカードローンやクレジットカードのキャッシング枠を消費者金融のおまとめローンで一本化するには、大手消費者金融でなければ難しいでしょう。
大手消費者金融のおまとめローンの中でも、銀行のカードローンやクレジットカードのキャッシングを一本化できるのは現状アイフルだけです。
「おまとめMAX」では、貸金業者のローン、銀行ローン、クレジットカードのリボ払いも対象です。返済は1ヶ月に一度だけになるので、返済期日や返済金額の管理にわずらわされることから解放されます。
「かりかえMAX」でも、「おまとめMAX」と同様、貸金業者のローンや銀行ローン、クレジットカードのリボ払いが対象となります。ただし、アイフルのローンを利用している方は対象外なので、「おまとめMAX」を利用するようにしましょう。
引用元:アイフル公式サイト(おまとめローンと借り換えの違いを解説!)
その他にもアイフルのおまとめMAXであれば、即日融資が可能であり、郵送物もナシにできます。
アイフルおまとめMAXなら現在よりも利息を減らすことが出来る
金利は銀行と比べ年17.5%と高くなりますが借入額が100万円以上であれば、利息制限法の規定により年15.0%が上限となるため、3社4社と借りている人であれば利息を軽減できる可能性があります。
追加融資に関してはおまとめMAX、かりかえMAXどちらとも基本的にできませんが、アイフルに相談することで対応してもらえる場合があります。
- 「おまとめMAX・かりかえMAX」契約後、新たに借入れをしたい場合はどうすればよいですか?
-
契約後に新たなお借入れの必要が生じた場合は、まずアイフルにご相談ください。
利用する際の注意点として、かりかえMAXはWebで借入まで手続きを完結できないため、申し込み後は無人店舗や店頭窓口での契約とカード発行が必要です。
プロミスのおまとめローンは100万円以上で金利15.0%まで金利を引き下げ可能
- 銀行よりも審査通過に期待できる
- 即日融資が可能
- 主婦や学生でも利用できる
- 金利は17.8%と高め
- 限度額は300万円まで
- 銀行カードローンとクレジットカードのキャッシング枠は対象外
- Webからは「申し込み」や「契約」ができない
大手消費者金融のおまとめローンはアイフルの他にもプロミスがあります。
アイフル同様にプロミスも総量規制の例外貸付の金融商品となるため、年収の3分の1以上の借入ができ、最大300万円まで一本化が可能です。
大手消費者金融のおまとめローンであるため、安心して申し込むことができ、即日融資にも対応しています。
金利は年6.3~17.8%と高めですが、銀行よりも審査通過が期待でき、100万円以上の一本化なら金利15.0%まで金利の引き下げも可能です。
さらにプロミスのおまとめローンであれば、主婦や学生といった人でも申し込めます。
実質年率 | 年6.3~17.8% |
---|---|
限度額 | 最大300万円 |
資金使途 | 返済のみ |
おまとめ可能なローン | 消費者金融カードローン、クレジットカードのキャッシング |
おまとめ出来ないローン | 銀行カードローン、クレジットカードのショッピング |
申込条件 | 20〜65歳の安定した収入ある方 |
融資期間 | 最長10年 |
即日融資 | 可能 |
追加融資 | 不可 |
総量規制を超える借入 | 可能 |
返済方式 | 元利定額返済方式 |
担保・保証人 | 不要 |
プロミスのおまとめローンは銀行のカードローンやクレジットカードが対象外
ただし、おまとめできるローンは消費者金融のカードローンやフリーローンだけとなり、銀行のカードローンやクレジットカードのキャッシング枠は対象外となります。
申込方法も、以下の方法に限られます。
- 自動契約機
- 店頭窓口
- 電話
Webからは申込むことができず、その後の契約も自動契約機、もしくは店頭窓口か郵送のいずれかです。
そのため、アイフルのおまとめMAX・かりかえMAXと比較すると、プロミスはやや利便性に劣ります。
オリックスクレジットVIPフリーローンは金利年14.5%以下で一本化可能
- 金利は年14.5%から利用できる
- 銀行カードローンやクレジットカードのキャッシング枠も一本化できる
- 審査通過が期待できない
- 即日の融資はできない
- 年収400万円以上が条件
オリックスクレジットでは個人向けローンだけでなく、おまとめ専用ローンのVIPフリーローンを取り扱っています。
オリックスクレジットVIPフリーローンを利用すれば、年3.0〜14.5%といった銀行並みに低い金利で一本化できます。
一本化できるローンは銀行のカードローンやクレジットカードのキャッシングも含まれており、総量規制の例外貸付として他社の借入を一本化できます。
銀行のおまとめローン並に金利が低いため、審査に通過するのは簡単ではありませんが、年収400万円以上ある人であれば利用する価値はあります。
申し込みはWebからできますが、必要書類などは郵送で送付する必要があるため、即日融資はできません。
実質年率 | 年3.0〜14.5% |
---|---|
限度額 | 100万円〜800万円 |
資金使途 | 返済のみ |
おまとめ可能なローン | 消費者金融カードローン、銀行カードローン、クレジットカードのキャッシング等 |
申込条件 | 20〜65歳で年収400万円以上ある人 |
融資期間 | 最長8年 |
即日融資 | 不可 |
追加融資 | 不可 |
総量規制を超える借入 | 可能 |
返済方式 | 元利込定額返済 |
担保・保証人 | 不要 |
銀行のおまとめローンであれば金利の軽減を大きく期待できるうえ、通常のカードローンやフリーローンを一本化に利用できます。
銀行の中でもおまとめローンでおすすめなのは以下の3つです。
銀行 | 商品形態 | 実質年率 | 限度額 |
---|---|---|---|
東京スター銀行スターワン乗り換えローン | おまとめローン | 年12.5% | 30万円〜1,000万円(1万円単位) |
イオン銀行イオンアシストプラン | フリーローン | 年3.8〜13.5% | 10万円〜700万円 |
楽天銀行スーパーローン | カードローン | 年1.9〜14.5% | 最大800万円 |
東京スター銀行おまとめローンは年12.5%で利用できる
- おまとめ専用ローンのため、複数借入でも審査通過に期待できる
- 金利は一律の年12.5%
- 200万円以下なら毎月3万円で返せる
- パート・アルバイト、自営業者の人は利用できない
- 給与所得者でも年収200万円以上が条件
- 追加融資ができない
- 口座開設が必要
- 郵便物が発生する
- 即日融資ができない
第二地方銀行の東京スター銀行ではスターワン乗り換えローンといった専用のローンがあり、借入金額に関わらず一律年12.5%の金利で一本化できます。
おまとめ専用の金融商品であるため、他の銀行ローンと比べても審査通過に期待でき、200万円以下なら返済額も毎月3万円に抑えられます。
借入金額が少額でも審査が通れば年12.5%で一本化できるため、消費者金融から複数借入している人におすすめです。
ただし、東京スター銀行のスターワン乗り換えローンは、パートやアルバイト、自営業者などは申し込めないことや給与所得者でも前年度の年収が200万円以上必要です。
ただし、おまとめ専用のローンであるため、借入金の使い道は他社への返済に充てるのみとなり、追加融資もできません。
他にも口座開設の手間や郵便物なども発生してしまうため、融資までにやや時間がかかってしまうのが難点です。
実質年率 | 年12.5% |
---|---|
限度額 | 30万円〜1,000万円(1万円単位) |
資金使途 | 返済のみ |
おまとめ可能なローン | 消費者金融カードローン、銀行カードローン、クレジットカードのキャッシング |
申込条件 | 20〜64歳までの「年収200万円以上」ある給与所得者(パート、アルバイト、自営業者は除く) |
融資期間 | 最長10年 |
即日融資 | 不可 |
追加融資 | 不可 |
総量規制を超える借入 | 可能 |
返済方式 | 元利均等月賦返済 |
担保・保証人 | 不要 |
イオン銀行フリーローンは一本化に活用できる
- パート・アルバイトも利用可能
- イオン銀行カードローンより金利が低い
- おまとめローンとして積極的なアピールがない
- 年収200万円以上が条件
- 学生、専業主婦は利用できない
- 口座開設が必要で即日融資ができない
ネット銀行であるイオン銀行のフリーローン、イオンアシストプランは審査に通れば金利年13.5%から利用できます。
事業性資金以外であれば使い道は自由で、消費者金融のカードローンだけでなく、銀行のカードローンやクレジットカードのキャッシングなども一本化できます。
申込み条件は年収200万円以上が求められますが、パート・アルバイトの人でも申し込みが可能です。
イオン銀行には他にもイオン銀行カードローンがありますが、金利はフリーローンのイオンアシストプランのほうが低いため、おまとめローンにはイオンアシストプランがおすすめです。
しかし、イオンアシストプランの公式サイトにはおまとめローンとして紹介がないため、年収が200万円以上あっても3社4社といった一本化では審査通過が難しい可能性があります。
融資までの時間も1〜2週間ほどかかり、イオン銀行口座を持っていない場合には最大3週間ほど時間を要します。
実質年率 | 年3.8〜13.5% |
---|---|
限度額 | 10万円〜700万円 |
資金使途 | 自由(事業性資金は除く) |
おまとめ可能なローン | 消費者金融カードローン、銀行カードローン、クレジットカードのキャッシング・リボ払い等 |
申込条件 | ・20〜59歳まで「年収200万円以上」ある方 ・イオン銀行の普通口座を持っている方 |
融資期間 | 最長8年 |
即日融資 | 不可(1週間〜3週間) |
追加融資 | 可能 |
総量規制を超える借入 | 可能 |
返済方式 | 毎月元利均等返済方式 |
担保・保証人 | 不要 |
楽天銀行スーパーローンは金利や返済の見直しに最適
- 金利、返済の見直しに便利
- 楽天会員なら審査を優遇してくれる
- ポイント付与や金利キャンペーンでお得
- 200万円以下なら毎月3万円で返せる
- 口座開設の必要ナシ
- 追加融資ができる
- 最大金利は年14.5%と銀行ローンとしては高め
- 即日融資ができない
ネット銀行大手の楽天銀行のカードローンである楽天銀行スーパーローンは、金利や返済の見直しの利用に積極的です。
楽天銀行スーパーローンの公式サイトにも見直し後の解説図があるほどで、利用中の借入の金額の見直しをおこなうことで年3.5%ほど金利を軽減できます。
楽天銀行スーパーローンのメリットとして、楽天会員ランクによる審査優遇もあるため、楽天会員の上位ランクであれば審査を優遇してくれる可能性があります。
楽天グループならではの特徴として、楽天会員ランクに応じて審査の優遇がございます!※必ずしもすべての楽天会員さまが審査の優遇を受けられるとは限りません。
引用元:楽天銀行公式サイト(カードローン)
他にも入会特典として、楽天ポイントが入会で1,000ptもらえることや、キャンペーン期間中であれば金利優遇キャンペーンが利用できる場合もあります。
毎月の返済額も借入金額200万円以下であれば、月3万円で返済できるため、楽天銀行スーパーローンに乗り換えることで返済による生活費の圧迫なども解消できます。
反面、デメリットは即日融資ができないことや、銀行のカードローンとしてはやや金利が高いことなどが挙げられます。
実質年率 | 年1.9〜14.5% |
---|---|
限度額 | 最大800万円(10万円単位) |
資金使途 | 自由(事業性資金は利用不可) |
おまとめ可能なローン | 消費者金融カードローン、銀行カードローン、クレジットカードのキャッシング・リボ払い等 |
申込条件 | 20〜62歳の安定した収入のある方 |
融資期間 | 1年ごとの自動更新 |
即日融資 | 最短翌日 |
追加融資 | 可能 |
返済方式 | 残高スライドリボルビング返済方式 |
担保・保証人 | 不要 |
消費者金融のおまとめローンは総量規制の対象外となる
銀行であれば、総量規制といった貸付金額の制限がないため、通常のカードローンやフリーローンでも一本化に利用しやすくなっています。
総量規制とは、貸金業者に対する利用者保護のために用意された貸付制限のことで、消費者金融では利用者の年収の3分の1」を超える貸し付けが禁止されています。
例えば年収300万円の人でも、総量規制がない銀行のカードローンであれば100万円以上の借入も期待できます。
一方で消費者金融は総量規制の影響があるため、通常のカードローンやフリーローンでは年収の3分の1までしか借りられず、おまとめローンとして利用するにはあまり適していません。
例えば年収300万円の人が消費者金融のカードローンを利用すると、最大でも100万円までしか借りられず、仮に120万円の借入をまとめたい場合では資金が不足してしまいます。
ただし、消費者金融には総量規制の例外貸付に該当するおまとめローンがあり、年収の3分の1を超える借入が可能です。
おまとめ専用ローン | 総量規制 | 資金使途 |
---|---|---|
銀行 | 総量規制が適用されない | 自由(おまとめ専用は除く) |
消費者金融 | 例外貸付に該当する | 返済のみ |
消費者金融は貸金業法の個人顧客の利益の保護に支障を生ずることがない契約等に該当するため、返済のみにしか使えませんが、通常のカードローンよりもまとまった資金を借りられます。
「債務を既に負担している個人顧客が当該債務を弁済するために必要な資金の貸付けに係る契約であつて、次に掲げるすべての要件に該当するもの」
e-GOV法令検索(貸金業法施行規則)
一般的に複数から借入がある人の場合には、銀行でも消費者金融でもどのような金融機関でも審査はより厳しく見られてしまいます。
特に銀行の場合は消費者金融と比べ審査は厳しい場合が多いため、おまとめローンを利用したくても審査に通るのは、難しい傾向にあります。
ただし、銀行の個人向けローンの中には借り換えやおまとめに利用できるローンもあるため、審査通過に期待できます。
銀行なら他行のローンやクレジットカードも一本化できる
銀行のカードローンやフリーローンをおまとめローンとして利用することで、返済以外にも買い物や生活資金など自由に使えるうえに追加融資も可能です。
さらに銀行のカードローンやフリーローンであれば、他の銀行のカードローンやクレジットカードのキャッシングなども一本化できます。
対する消費者金融は借金の返済のみにしか利用できず、銀行のカードローンやクレジットカードのキャッシングなども一本化の対象外としているローンが多く見受けられます。
借入先 | 資金使途 | 追加融資 | 口座開設 | 銀行・クレカの一本化 |
---|---|---|---|---|
銀行 | 自由 | 可能(おまとめ専用は除く) | 必要 | 可能(全てではありません) |
消費者金融 | 返済のみ | 不可 | 不要 | 不可(一部可能な商品もある) |
そのため銀行であれば、他の銀行カードローンやクレジットカードのキャッシングなどを一本化できるだけでなく、消費者金融のカードローンも合わせた一本化も可能です。
ただし、銀行のおまとめローンの場合は口座開設を求められる場合があり、やや手間がかかる場合があります
おまとめローンのメリットとデメリットを解説
おまとめローンのメリットとデメリットは、銀行でおまとめするのか、消費者金融でおまとめするかによって変わってきます。
消費者金融と銀行の主な違いは金利や審査難易度、審査スピードなどが挙げられます。
特に金利に関しては銀行のおまとめローンが低く、年2.0~15.0%が相場です。
借入先 | 金利 | 審査難易度 | 審査スピード |
---|---|---|---|
銀行 | 年2.0~15.0% | 通りにくい | 1週間〜2週間 |
消費者金融 | 年3.0~18.0% | 通りやすい | 最短即日 |
一方で消費者金融のおまとめローンの金利は年3.0~18.0%と銀行よりもやや高めですので、単純に考えると銀行に申し込む方が良いと思いますよね。
ただし、消費者金融のおまとめローンは銀行よりも審査通過に期待できるため、借入先が3社4社といった状況でも柔軟な対応してくれる場合があります。
さらに大手消費者金融であれば、即日融資が可能であるため、「今すぐおまとめローンを利用したい!」といった人にもおすすめです。
まずは銀行に相談してみて、審査通過が難しいようであれば消費者金融のおまとめローンに申し込むといった方法が賢明と言えます。
メリット
- 金利が低い
- 追加借入できる(おまとめ専用を除く)
- 資金使途は自由(おまとめ専用を除く)
デメリット
- 消費者金融よりも審査は厳しい
- 即日融資ができない
- 口座開設求められる場合が多い
メリット
- 銀行よりも審査が柔軟
- 即日融資が可能
- 口座開設を求められない
デメリット
- 金利が高い
- 資金使途は返済のみ
- 追加借入ができない
銀行のおまとめローン(カードローンやフリーローン)で借金の一本化を行うことで金利の軽減を大きく期待できるうえ、返済を進めることで追加融資なども受けられるため、いざといった時の備えにもなります。
ただ銀行は金利が低い分、審査は厳しくなってしまう傾向にあります。
その点、消費者金融のおまとめローンであれば銀行よりも審査通過に期待できるうえ、大手消費者金融であれば即日融資にも対応してくれます。
結論を述べると、借金の1本化を検討しているのであればまずは銀行に相談してみるのがおすすめです。
銀行のおまとめローンの審査が通れば、金利の軽減を大きく期待でき、毎月の返済だけでなく最終的な返済総額も抑えられます。
また、仮に銀行のおまとめローンの審査に落ちた場合でも、大手消費者金融であれば審査通過が期待できます。
大手消費者金融の中でもアイフルのおまとめMAXやかりかえMAXであれば利便性が高くおすすめです。
自身の年収や借入件数、借入総額を把握した上で、無理のない返済ができる最適なおまとめ先を見つけましょう。